SRDCかわさき班 広報担当の👹と申します。
先日、かわさきロボット競技大会に、実際の選手として初参加してきました。
今回はそこでの経験・感想を記していこうと思います。
どうぞよろしくおねがいします
今年3月 国際ロボット展にて、
かわさきロボット競技大会である『KHK杯 出張版!』が開催されました。
例年行われているKHK杯ですが、コロナウイルスの影響により、今回の大会はかわロボ競技大会としては数年ぶりだったそうです。
コロナウイルスの影響はSRDCとしても大きく、
今年度は実際に機体を操作する練習が例年に比べて非常に少なくなってしまったそうです。
自分は大会に参加するのは初めてであったこともあり、なかなか緊張する場となりました。
例年、新入生は大会の時点で自分の機体の作成が終わっていないため、先輩が過去に制作した機体をお借りして出場します。
今回の自分の出場機体は『The Next』です。
▲The Nextです。赤いボディが魅力的ですね
来たる一回戦目です。
初戦の相手は、シールド状のアームを装備した機体でした。
アームの相性から考えて、正面から戦ってしまうと相手のシールドに弾き飛ばされてしまいます。
警戒しつつ…
などと考えていましたが、試合開始してしばらくしても、相手機体が動きません。
そのまま立ち往生の相手を押し出し、場外によって初戦は勝利を収めました。
かわさきロボットの特徴として、出場させる機体は、設計から組立まですべて自身で行っています。
そのため、やはり不具合は発生してしまいます。
一回戦目の試合は、相手がまさにその不具合が起こってしまったようで、機体の脚の調子が悪かったため動けなくなってしまったそうです。
機体の製作、整備の時点で大会はすでに始まっているのですね。
続く二回戦目です。
二回戦目は、一回戦と同様にシールド機が相手でした。
二回戦目は、お互いの機体ともに問題なくスタートを切りました。
正面から戦うには相性が悪いため、いかに相手の機体の側面から攻撃するかを意識しつつ…
そして
リング中央にある山状の障害物を乗り越え相手の意表を突く!
ことを狙うも…
突進攻撃を躱されそのまま場外;;
自分の操縦スキルの浅さが出てしまいました。
しかし、二回戦目からは二本先取で勝利となります。
続く2ラウンド目を勝てばまだ勝機はある!
と、意気込んだ一戦ですが…
…走りません。
自分の機体の右脚が全く動かないのです。
左脚だけ動いた自分の機体は、そのまま元気に場外に飛び出しました。
敗北です。
無念。
急いで自分機体の脚パーツを確認すると、
機体の走行性能を確保するために貼りつけるひも状のゴムパーツが外れて、駆動部分に絡まってしまっていました。
不具合に始まり不具合に散った今回の大会でしたが、やはり実際の試合を通すと、設計中には分からないような、かわロボにおいて重要なことが多くありました。
中でも、やはり勝つためには機体の整備がとても重要であること。
そして、機体の性能は勿論、操縦スキルも想像以上に勝利には重要であることに気づきました。
かわさきロボットは高速かつ強力な力をもってぶつかり合うので、精密な操作と咄嗟の判断ができないと、すぐに場外に落ちてしまいます。
(練習試合では自分から場外に落ちてしまうこともたくさんありました)
今まではコロナの影響もあり設計をメインに活動していましたが、今後の活動では、機体の操縦スキルを磨き、もっと大会で強い相手を倒してみたいです!
かわロボは、勝つためには必要なことがたくさんある競技ですが、だからこそ熱くなれると思っています。
機械が好き、設計をしてみたいという人はもちろん、熱い戦いをしたい!!と思っている人も大歓迎です!!ぜひ、かわさき班に入ってみませんか?
新入生の皆さんの部活選びの一助となれば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!
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