二足ロボットの魅力
- かわせみ
- 2020年4月17日
- 読了時間: 5分
更新日:2021年2月17日
はじめまして。二足班所属のかわせみです。
今回は
・二足ロボットに興味があるけど、実際に作るのは難しそう…
・SRDCに入部したいけど、どの班に所属するか決められない…
・二足班は具体的にどんな活動をしているのだろう?
という悩みを抱えた新入生の為に二足ロボットの魅力が分かる記事になっています。
1.そもそもどんな二足ロボットを作ってるの?
2.どんな技術が身につくの?
3.二足ロボットの作り方
1.そもそもどんな二足ロボットを製作してるの?
二足歩行ロボットといえば、どのようなイメージをされるでしょうか?
一般的にはガンダム、ターミネーターなどアニメや映画の世界、あるいは実社会で研究テーマとして扱われている本田技研のASIMOを想像されるかもしれません。
しかし、SRDCでは格闘競技用の二足歩行ロボットを製作して各種大会に参加しています。
特に、ROBO-ONEという国際大会での優勝を最大の目標として掲げており、本学以外にも各地の工業大学、高校、社会人なども参加して、毎回白熱したバトルが繰り広げられます。
「バトルは好きだけど、実際に素手で殴り合うのは痛いから嫌だ」という人にもピッタリかもしれません。
ROBO-ONE HPリンク:https://www.robo-one.com/
2.どんな技術が身につくの?
芝浦工業大学に入学したからには、将来はあらゆる場面で活躍できるエンジニアになりたいと思っている学生が多いでしょう。
しかし、中には
・座学が多くて実習(CADを用いた設計や機械の操作)が思っていたよりも少ない…
・機械系あるいは情報系の学科だけど、別の分野にも挑戦したい
と感じている人もいるかもしれません。
そんな人には是非SRDCの二足班に入ってほしいです。
二足班ではハードとソフトの知識だけでなく工具や機械の使い方などを楽しく習得できます。
3.二足ロボットの作り方
ここからは実際に二足ロボットがどのように製作されるのかを簡単に説明します。
① まずはコンセプトを決める
二足ロボットを製作する為にはいきなり設計から始めるのではなく、まずはコンセプトを決める必要があります。 機動力を活かしたガンガン攻める系か、安定性を武器にカウンターを狙うのか、作られたロボットには設計者の性格が出ます。とは言っても、何も知らない状態で考えるのは難しいでしょうから、最初は先輩の機体や大会の動画を参考に自分に合った機体を見つけるところから始まります。 自分の戦闘スタイルに合ったオリジナルの機体を作りましょう!
② ハード設計 コンセプトが決まったらいよいよ設計です! 3D CADを用いて決まったコンセプトを具現化していきます。 「CADで設計」と聞くととても難しく感じるかもしれません。しかしSRDCではCAD講習が用意されているので初心者でも十分CADを扱えるようになります。 また、「CADの操作方法は分かったけど、実際にどこから設計を始めればいいか分からない」という心配もあるでしょう。それについてもこれまでに培われたノウハウや各自の設計に対する先輩からのフィードバックがあるので安心して設計を進められます。
さらに、見た目もこだわった機体を作るにはデザインセンスも試されます。性能を維持しながらかっこいい機体を作るのはかなり難易度が高いですが、だからこそ社会で役立つ設計力が養われます。

⇧設計イメージ

⇧各自の設計に対して先輩から図解でアドバイスがもらえる
③切削&組み立て さて、設計が終わったら次は加工と組み立ての段階に移ります。 CADの設計データを基に部で保有するNCを用いてパーツを加工します。 (ここでは加工&組み立てについての詳しい説明は省略します) 加工はかなりの時間を要し大変な作業でありますが、パソコンの画面上だけだった機体が徐々に実物として組みあがっていくのはロボット製作の過程で一番わくわくする瞬間です。
加工の様子

⇩

⇩

組み立ての様子

⇩

⇩

④モーション作成 機体が完成したらいよいよモーション作成です。 モーションの完成度はバトルの勝敗に大きな影響を与えます。 モーション作成というとプログラミングなど思い浮かべるかもしれませんが、二足ロボットの制御用ソフトが公開されているので大抵のモーションなら専門的な知識は全く必要ありません。 ただし、さらにモーションを極めたければ自作マイコンやジャイロセンサなど自由に改良できます。 また、キャンパスが移動して部室に通いづらくなった場合でも、機体と機材を持ち帰れば自宅でも作業ができるので学年が上がっても問題なく部活を続けることができます。
最強の必殺技を作ってみましょう!
⑤ いざ勝負! モーションまでできたら遂に完成です。 早速、他の機体と対戦してみましょう。 実際に機体を操縦してみると整備性や操作性などいろいろ問題点が見つかるかもしれません。そうしたら、また設計修正やモーション調整を繰り返すのです。 自分で一から設計したロボットが動くのはとても感動します。
ぜひ二足班に入ってその感動を味わってみてください。

⇧バトル風景
最後に… 二足ロボットにはまだ無限の可能性が秘められており、社会でも益々注目が高まっています。 この記事を読んで少しでも二足ロボットに興味を持っていただけたなら幸いです。 ぜひ一度SRDCの部室に見学に来てください。
Commentaires