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執筆者の写真広報G

お遊び

お疲れ様です、広報班のGです。

オンライン授業で好きな時間にラーメンを食べに行けないのが唯一の問題点ですが、何とか頑張っております。

さて、SRDCのなかで設計を行う際にはAutodeskが販売するInventerというソフトウェアを用いています。


Autodeskホームページ



これは設計図面の二次元的なデータを、押し出しという処理によって三次元的な部材データとしてシミュレーションできるソフトウェアです。


二次元(平面)で作成した図面


押し出しの処理

三次元(立体)の形へ



また、組み立て(アセンブリ)という処理によってコンピュータ上で部材同士を合わせた完成物として評価することができます。



金属やプラスチックの板材を切り出して作成するので、コンピュータ上でこれらの立体が評価できれば、部品同士の干渉問題(部品を動かしたらほかの部品にぶつかってしまうなど)を事前に回避することができ、設計を早い段階で見直すことができます。



例えば、下の部品であれば上に乗っか底る部品が下の部品の突起にめり込んでいます。この例はとても見やすいのでわかりやすいですが、実際に機体を作っていくと、見えないところでこのように部品と部品が干渉しているかもしれません。

そこで干渉解析という機能がこのInventerには備わっています。干渉解析をすると

このように干渉している部分が赤く強調され、どのように干渉しているのかがわかりやすいです。こうした問題は後々その機能を完全に妨げる障害になりかねません。


SRDCでは画面に赤を表示させて発狂する人がしばしば現れることがあります。




さて、いろいろなものを作ることができるInventerですが、今回私は自分のInventer力を鍛えるためと完全なる趣味でなにかモデリングしてみようと思ったわけです。


みなさまは、『PSYCHO-PASS (サイコパス)』という作品を知っていますでしょうか。舞台はあらゆる心理状況が数値化された近未来で、犯罪係数(犯罪に関する数値)が高い人を検知し、無力化及び排除する拳銃型の武器(正しくは携帯型心理診断鎮圧執行システム ドミネーター)は作品を知っていなくても、有名なものではないでしょうか。


今回私は、このドミネーターを作ってみようと思い立ち(深夜2時くらい)行動を起こしました。

作ってみました。


とりあえずガワだけ作ってみました。まだ、細部に関しては掘り込みや装飾が完全ではないものの、大分それっぽいものが作れたのではと思っています。一応、引き金が動く仕様に中も設計してあります。


残念ながら、ドミネーターの一番かっこいいところ、リーサル・エリミネーターへの変形の再現までは今の実力ではできませんでした。


ただ、これによりなんかカッコいい掘り込みや、角の処理など今後の設計に活かせそうな経験を得ることができたので、やって無駄ではなかったのかなと思いました。


Inventerはやりようによっては内部のデータを3Dプリンター対応の形式で出力ができるそうなので、最終的には実際に作って遊んでみたいです。



こんなことにもそれなりに力を入れて頑張ってしまうGが所属しているSRDCでは現在、仮入部生を募集しています。Gはかわさき班の所属でございます。下記のリンクから登録できますので、もし興味のある方は是非!!!



ではでは、広報班のGでした!!

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